巻き爪と陥入爪
巻き爪とは爪の先が変形し、丸くまがった状態です。
一方陥入爪は爪の先が食い込みで皮膚に刺さってしまった状態です。爪甲の側縁先端がその周囲の皮膚組織に食い込んで、炎症を起こして腫れて、赤くなり、痛みを伴うようになる病気です。ときには、爪甲の先端が食い込んだ部分を中心に、出血しやすい肉芽を伴っていることもあります。第1趾に起きやすい病気ですが、他の指趾爪にも生じることがあります。
陥入爪の原因は爪の切り方が不適切なために起こります。陥入爪の治療にはテーピング法、ガター法、陥入爪手術(保険診療)などがあります。
巻き爪の治療には従来行なっていたマチワイヤー®︎による矯正の他、巻き爪マイスター®︎という超弾性合金ワイヤ器具にて、持続的に爪の彎曲を矯正する方法があります。ともに医療保険が適用されません。
マチワイヤー法は 材料費(ワイヤー1本=3~4回分)5000円、施術料(1趾について)1500円です。
巻き爪マイスターは処置料 2,000円(1趾/回)、器具の材料費が1趾あたり8,000円で行っています。
(初診料3300円、再診料1,100円)